■姥(うば)が石■

羽柴秀吉が姫山に三層の天守を築いていたときの事、城の石垣の石がなかなか集まらず、苦労しているという話が広まっていた。
城下で焼餅を売っていた貧しい老婆がそれを聞き、「せめてこれでもお役に立てば」と古くなった石臼を差し出す。
姥が石
これを知った秀吉は大変喜び、石臼を現在の乾小天守北側の石垣に使った。この話はたちまち評判となり、人々が競って石を寄進し、工事は順調に進んだと云われている。
実際に乾小天守北側の石垣には石臼が見ることが出来る。他にも古代の石棺が石垣の中に発見されている。石垣に使えそうな石をまさしくかき集めた名残である。
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